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2016.07.18
朝7時、参議院選挙の投票に行ってきた。
朝早いせいか、投票所にいたのは、私を含めて中高年ばかりだった。
18歳に選挙年齢が引き下げられた初めての国政選挙なので、個人的には、若者の投票率がどうなるか注目している。
欧米諸国に比べて、日本は、予算がお年寄りに分配され、若者支援に使われるお金が極端に少ない。その一因は、若者の投票率が低く、「票にならない」からだと言われている。
私は今年55歳だから、お年寄りに近いが、若者向けの予算を増やすべきと考えている。
それは、若者と接する仕事だからでもあるし、子どもがいるからでもあるし、長い目で見れば、お年寄りのためでもあると考えるからだ。
大学を卒業したものの、正社員になれず、奨学金の返済に苦しむ人がいる。
能力も意欲も高いのに、ワーキングプアと呼ばれる若者がいる。
子どもを産みたいのに、経済的な理由や子育て環境の不備から断念する人がいる。
個人的な理由もあるだろうが、より多くの責任は社会の側にある。
限られた予算をお年寄りと若者で分け合う比率を変えるには、若者が投票に行くしかない。
1票で変わるわけがない、という感覚はわかるが、今のままでは変わらない。
自分だけでなく、同じ世代で苦しんでいる人ややがて生まれてくる自分の子どものためにも投票に行こう。
どの政党や候補者に入れるかは二の次だ。
投票することに意義がある。
怒りを込めて、白紙でもいい。
君たちには、お年寄りにはない大きな武器がある。ラインだ。
今、誰かが、友人50人に、「投票行った?行こうよ、若者向けの予算を増やすために」と呼びかけたとする。
その50人が再び50人に呼びかければ2500人。
その2500人がさらに50人に呼びかければ12万5000人。
12万5000×50=625万人。
625万人×50=3億1250万人。日本の総人口を超える。
夕方までには、日本に住む若者全員に届くはずだ。
投票率を楽しみにしている。
2016.07.10