宇都宮市Ⅰ類A行政（27年度）

平成27年度　◎宇都宮市Ⅰ類A行政　○鹿沼市

■経歴など
□私立大学を卒業後、3年程度外郭団体に勤務。退職後、新卒からの目標だった地方公務員を目指すために受験準備に専念。
□学科勉強時間…約半年、約800時間(自習、スクーリング)
□面接準備時間…3ヶ月、面接演習約20時間、自宅での準備約100時間
□論文準備時間…1ヶ月、約20時間(自習、スクーリング)

■UPAを選んだ理由
　地元(栃木県内)に密着した公務員対策が出来るということが大きいです。
　私は地方公務員を目指していたので、その点に特化している予備校を探していました。
　UPAは、過去の受講者の方々が得た各市町村の情報や問題が細かにあり、試験の対策が非常に行いやすく、面接の練習を積めるという事が大きな決め手です。
　また、科目選択制であり受講しないor通信講座or通学講座と自分の学力に応じたカリキュラムを組むことが出来ます。短時間で密度の濃い準備が行いたかった私にとって、時間が有効活用出来ると感じ、魅力に感じました。

■1次試験(学科)に向けて、振り返って
　公務員試験は、とにかく事前に問題を解く量で成績が大きく変わると思います。頻出項目はある程度決まっており、問題演習を積むことが自分の大きな知識になります。
　以上のことを意識しながら、しっかり問題を解きアウトプットすることを日々行うことにより知識の定着に結びついたかなと思います。特に、数的処理と判断推理は配点の割合が高く、柔軟な発想が求められるので、1時間でもいいので毎日解く時間を設けました。
　他の科目については、同じ科目を長時間続けると集中力を欠いてくるので、2時間ぐらいのスパンで科目を変えることで、気分転換を行いながら勉強ができたと思います。
　※宇都宮市では集団面接も1次試験にありますが、後述します。

■2次、3次試験等に向けて、振り返って
□個人面接…私は、新卒時に面接がまっっったく得意でなく、今回の受験に際しても自信がありませんでした。ですが、先生との面接練習で厳しいご指摘(苦笑)を数多くいただく中で、修正する点が見えてきました。回数をこなす中で自信が少しずつ生まれ、合格に繋がったと思います。練習を数多く行い失敗を繰り返すことで、自分の本当の姿や見せることや、自分の思いをスムーズに伝えることが出来るようになってくると思います。質問を想定して準備することにも努力しましたが、それ以上に模擬演習が自分の力になったと感じています。

□集団面接…他の面接者の方と回答が被ってしまう場合は辛いですが、それ以外は個人面接よりもやりやすかった印象です。埋もれないように元気にハキハキと、そして簡潔に回答することを意識しました。基本は個人面接の延長かなと思います。

□論文…自分が考えをまとめるまでにどのくらい、書き終わるまでにどのくらい時間がかかるかを把握しておくことや、文字数を想定した文章構成の大枠を想定して望みました。結果として、考えをまとめてからは段落等の構成にそれほど悩まず、スムーズに論述出来たと思います。

□集団討論…周りの方によって自分の対応も大きく変わるため、正直言って一番自信がありませんでした。それでも数だけはこなして経験を積もうと、演習を繰り返したことがいい結果に繋がったと感じます。出過ぎず、引っ込み過ぎずが大切です(難しい)。

■反省点
　最終(3次)面接で、合格したい気持ちのあまり熱意ばかりを語ってしまったことが反省点です。2次面接では納得出来た出来だっただけに正直悔いは残りました。自分の強みややりたいことを、冷静にそして力強く語れる方々が面接を制すると思います。

■公務員受験を振り返って
　今思うと、仕事を辞めてまで公務員を目指したのはハイリスクすぎる選択だったと思います。その反面、絶対に落られないという状況から、自分を可能な限り追い込み、長年の思いを達成できたのは今後の人生における大きな財産になると思います。ただ、周りにはオススメはしません(苦笑)

■これから公務員を目指す方に向けて
　よく、「公務員なんて無理だよ、どうせ受からない」と言われる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。私も、学歴は決して良くなく、面接も得意ではありませんでしたし、正直に言えば受かっている自分をイメージする事は難しかったです。
　今となってみれば、努力する方法を間違えなかった事が合格に繋がったと思います。
　私自身、今までで一番勉強しましたし、先生に呆れられるほど面接練習もしましたが、その熱意に応えて下さり、受かる道筋を示してくれたのが先生でした。UPAに通わなかったらどうなっていたか分かりませんし、本当に感謝しかありません。
　努力の方法を間違えずにまっすぐに公務員を目指せば、きっと受かると思います！これから公務員を目指す皆様の幸運を祈ります！