安倍首相は、南シナ海や尖閣諸島での中国の振る舞いについて、「法の支配」を盛んに口にする。 中国指導部がならず者であること、その脅威に備えなくてはならないことに異論はない。 だからといって、法学を学んだことのある者なら90%以上の人が憲法違反を口にする法案をゴリ押しするのは、自らも「法の支配」の破壊者でしかない。中国を批判する資格が無い。 正々堂々、憲法改正を訴えればよいのだ。 相手がならず者だからといって、こちらも対抗してならず者になる必要はない。