たまには外的な刺激を受ける必要があると思い、 「たのめーる」で有名な大塚商会のセミナーに参加させてもらった。
テレビのキャスターなどで活躍する辛坊治郎氏の話は、内容もさる事ながら、話し方がさすがプロだった。
ここだけの話は、声をひそめて、聞き手を引き込む。
堅い話を次々に脱線させ、柔らかい話を織り交ぜ、声色も使って、聞き手を飽きさせない。
脱線したままではなく、しばらくすると、ちゃんと戻り、こちらが聞きたいことはきちんと伝える。
とても真似はできないが、記憶の片隅にはとどめておこうと思った。
内容的には、辛坊氏が乗っていた小型ヨットが、マッコウクジラ?と激突し、遭難したときの話が最も面白かった。救命いかだがヨットから流されていく。いかだを最後に引き止めたのは、誰かがひもに結んでおいてくれた1つの結び目だったという。このときから、生きているではなく、生かされているという感覚を持つようになったらしい。
明日から、また宇都宮に引きこもって仕事をする。外的な刺激は、何らかのプラスをもたらすか。