宇都宮市役所のエントリーシートESを書き始める季節になった。
受講生が、人工知能Aiで添削してもらったという文章を見せてくれた。なかなかのものだ。
今後、ますますAIをESなどの就職活動に使うことが増えるだろうし、AI自体の能力も向上し、使い方のノウハウも蓄積されていくであろう。楽できるし、時短になるし、めでたいことである。
一応、注しておいた方がよさそうなこともいくつかある。
一つ目は、ESの項目が複数ある場合のお互いの関連性だ。バランス、関連性、一貫性、多様性などまでAIに細かく指示できるか。
二つ目は、AI任せにできない、試験会場で作成する論作文との関係である。ESの文章はうまいのに、作文は下手となると、やや残念である。
三つ目は、これはやや先のことになるかもしれないが、受験者全員がAIを使いこなせるようになると、個性が発揮しにくくなるのではないか、という気もする。
AIを使いこなす能力は必要になっていくだろうが、採用試験では、面接がより重視されるようになると思う。