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塾長きまぐれ日記

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塾長きまぐれ日記

努力で受かるか、才能で受かるか

 2024年度の栃木県庁大卒程度行政の受験状況は、次の通りである(県庁HP掲載)。

 4月の早期枠は、25人程度採用予定。1次試験はSCOA。521人が受験し、1次合格118人。合格率は約23%。最終合格は42人。競争率は12.4倍。

 6月の通常枠は、45人程度採用予定。1次試験は経済学や民法などが出題される専門試験と大卒程度の教養試験が課される。こちらは、156人が受験し、1次合格125人。合格率は約80%。最終合格は51人。競争率は3.1倍。

 SCOAは、準備が少なくて済み、全国のテストセンターで気軽に受験できる。ただし、60分で120問を解答するので、頭の回転の速さが必要かもしれない。
 大卒程度教養試験・専門試験は、一般に半年以上の準備が必要だ。5割程度正解できれば、とりあえず1次試験は突破できる。

 2025年度の採用予定や試験方法が同じだとすれば、どうしても栃木県庁に入りたい人は、確実性の点からいっても、専門試験のある通常枠を目指した方がよさそうだ。