先日、昨年度の教員採用2次試験を不合格になった方が相談に来られた。
学校現場での経験値が足りなかったのが最大の理由のようだった。
加えて、大手予備校の面接対策講座が、数人の講師からアドバイスを受ける方式だったのもよくなかったと本人が話していた。私もそう思う。
面接に苦手意識を持っている人の対策は、その人をどのようにコーディネートするか、にあると思っている。
別々の人が、様々な意見を言うと、混乱することもある。本人の思考だけでなく、本人から受けるイメージもぼんやりしたものになることもある。
私は、他所の人が面接に口をはさむのを好まない。校長先生やハローワークの職員にやってもらうのなら、それに任せた方がよい。費用を受け取っていたら断るわけにはいかないのでやるが、事前にわかっていたら、お断りする。
教員採用試験の要綱が本日発表された。小中学校教諭の採用予定は、前年度より100名も減っていた。
教員の面接は、みんないいことを言う、ほぼ横並びの中での闘いなので、面接官の心に、ほんの少しプラスを印象付けることが重要になる。
今年も、厳しい闘いになりそうだ。