17日(金)に宇都宮市職員age30~40の2次試験合格発表があった。
令和2年度は、7名程度の採用予定に対し、2次試験に合格した方は6人、最終合格者は2人だった。
そして、令和3年度は、10名程度の採用予定に対し、2次試験に合格した方は9人だった。
ちなみに、令和元年度は、9名程度の採用予定に対し、2次試験に合格した方は18人、最終合格者は13人だった。
この2年間(コロナ禍で集団討論が出来なくなった時期と一致しているのは偶然なのだろうが)、急にハードルが高くなった印象だ。
age22~29も(UPAの受講生に限った傾向だが)、学生の方が社会人より、最終合格している割合が高い。
栃木県庁で4年前から行政職の社会人採用が始まった。
就職氷河期世代対象の採用試験も栃木県庁のほか、鹿沼市や真岡市などで実施されている。
公務員に準じる待遇の公社・公団などにも、30代・40代の方が受験できるところが複数ある。
30代で公務員への転職を検討している方は、今がチャンスなのは確かなようだ。
一方で、宇都宮市のように、求められるスキル・経験は、より高度になっていく可能性がある。
本気で受験するなら、社会人経験で何を身につけたのか、どう生かせるのか、よく分析してほしいと思う。