20代は、いろいろ迷う時期だ。
私自身も、留年したり、就職浪人したり、フリーターになったり、冷や汗ものの20代だった。
見失いかけて、流されて、結局、少しばかり得意で、少しばかり苦にならないことに落ち着いた。
2020年度、公務員への転職を志し、少しでも合格可能性を高めようと多くの20代の方がUPAに入会してくれた。
コロナ禍の中、早くから準備を進めていた大学4年生の女性は、かなりの確率で、第一志望の栃木県庁や宇都宮市役所に最終合格した。
一方、20代前半を正社員ではない立場で過ごした受講生の中には、合格した人もいたが、多くは面接試験で厳しい結果になった。
今後どうするか、今、悩んでいると思う。
このままもう一年、フリーターで過ごし、再受験しても、結果は同じだろう。一度、公務員受験から撤退し、態勢を整える必要がある。
東京に行って、正社員になり、3年後を目指す。20代なら可能だろう。私はそうした。
キャリアを積めば、転職の可能性も、独立開業の可能性も広がる。
一流大学出身、有名大学卒という学歴が威力を発揮するのは、もはや新卒の年だけと考えた方がよい。
有名大学卒が毎年5万人卒業すると考えると、この40年間で200万人もいることになる。
学歴より職歴が大切だ。
20代で苦労すれば、あとできっといいことがある。