この一週間で、ほぼ同じ問い合わせを2人から受けた。
「面接だけでも入会金はかかるんですか?」
中学受験、高校受験、大学受験のメインは、確かに筆記試験対策だ。
その感覚からすれば、面接はオマケみたいなものだから、サービスして当然ということになる。
ところが、サポート歴26年目になるUPAの考えは違う。
公務員試験は、面接がメイン、筆記試験は単なる足きりだと考えるからだ。
例えば、栃木県庁大卒程度の配点は、教養50点、専門50点、論文50点、口述試験Ⅰが110点、口述試験Ⅱが240点である。
半年以上時間をかけて対策しても、教養専門合わせてたったの100点分。口述試験は350点である。
採用側がどこを重視しているか、受験者側はどこに力を入れるべきか、一目瞭然である。
確かに、面接は対策しなくても、受かる人は受かる。
しかし、ボーダーライン上の受験者なら、プロ講師がサポートすれば、少なくとも納得のいく面接に近づくはずだ。
UPAには、面接で落ちた人や不安な人だけ、来てくれればいいと考えている。
入会金を徴収しなければ、今より受講者が集まるだろう。しかし、キャパシティーを超える恐れがあるし、2人採用予定の試験に、UPAの会員10名が挑むという同士討ちも起きるかもしれない。
第一志望に今年度受かる価値はプライスレス、あえて言えば、500万円くらいだろうか。
今年度はキャパシティーの上限に近づいてきた。
今年度もし面接で落ちたら、来年度訪ねてきてほしい。