日本史の通学講座の授業は、大正から昭和前半にさしかかった。
1923年 関東大震災。
1929年 アメリカウォール街の株価大暴落を引き金にした世界恐慌。
1940年 東京オリンピック中止。
似てるな。
2011年 東日本大震災。
2020年 コロナウイルスに伴う株価大暴落。
2020年 東京オリンピック予定
人間の歴史が似るのは、テクノロジーが進歩しても、自然界でのヒトの立ち位置が変わらないからなのかもしれない。
COVID-19と名付けられた今回のウイルスは、感染しても発症しないで他人にうつすとか、陰性になっても再び陽性になるとか、シンガポールやインドネシアのような熱帯でも冬の北海道のような寒冷地でも感染し続けるとか、得たいが知れず、先が見えないろことが怖い。
多少の犠牲者が出ても使い続ける自動車のように、あるいはインフルエンザのように、感染覚悟で経済活動を再開させるのか否か。人類はどの道を選択するべきか。