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塾長きまぐれ日記

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塾長きまぐれ日記

合理性か、包括性か

 今年度の受講生から、第一志望の1次試験に落ちたと連絡があった。
 2科目のみ通学講座を受講し、あとの科目は独学でやれるという自信が、裏目に出た形だ。

 一方で、苦手科目だけ受講し、合格しているひとは多数いる。
 必要なものだけしか受講しないから、この4年間(本日現在)の最終合格者112人のうち、100人ほどは10万円未満で合格したと思う。
 無駄が少なく、合理的で、受講生の家計にやさしいシステムだと自負している。

 しかし、受講料を節約しすぎて不合格になるひとも一定数いる。
 「来たい人だけ来ればいい」というのが、開校以来の方針なので、受講を勧めるようなことは会員の方にもまずしない。

 常識的な時間数をセットにして、多少高くても、合格しやすくした方がいいのか。
 今のまま、必要なものだけを受講してもらって、合理性や安さを維持した方がいいのか。
 あるいは、それ以外の方法がいいのか。
 難しい。