ウソ発見器をつけられながら、面接を受けるというのは、精神的にかなりきついだろう。
宇都宮市では、今年から1次試験合格者にネット上で性格診断検査を受けさせ、2次試験会場ででその結果を見ながら、面接を実施した(らしい)。
「あなたが今述べたことは、この前の検査結果と異なっていますよ。どちらが正しいんですか?」と言わんばかりだ。
受験者は思ったように受け答えできず、前の検査で何を書いたか、思い出しながら、しどろもどろになる人もいたであろう。
自分たちの人を見る目が信用できないから、データに頼りたいという気持ちもわかる。
しかし、人権侵害もはなはだしい。
それを一人も指摘できない組織は情けない限りだ。
即刻辞めるべきだと思う。