エンジンをかけると、さやねぇこと山本彩が歌う「何度でも」が流れてきた。
CDは、寮生活を始めた娘が置いていったものだ。
「10000回だめで へとへとになっても 10001回目は 何か変わるかもしれない」
2年前、ある市役所の3次試験で惜しくも不合格になって、その後は、落ちまくっていた方から、外郭団体に合格したと連絡があった。
3次までいくと、あと少しという気持ちがわく。
仕事を辞めてまで賭けたのだから、もう少しという気持ちになる。
もう一度、民間に勤めて出直したら、とアドバイスしたが、なかなかうまくいかないようだった。
「10000回だめで 望みなくなっても 10001回目は くる」
「明日がその10001回目かもしれない」
3年間、定職に就かなかった人をよく採用してくれたと思う。
この歌詞の通りになって、本当によかったと思う。
ただし、良い子の皆さんは、マネしないように。