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塾長きまぐれ日記

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塾長きまぐれ日記

年月

 昨日、さいたま市に住む息子の引っ越しを手伝った。洗濯機や本などを運んだものだから、腕がやや張っている。
 大学の近くにアパートを借りたのは、4年前の今ごろだった。付き添った私も、これから始まる彼の大学生活のことを想像しては、妙に浮き浮きした気分になったものだった。
 新しいアパートに荷物を運ぶのを手伝いながら、ちっとも楽しい気分にはなれない。そこが、学生と社会人との違いか。就職が決まって、完全に親の元を離れる寂しさか。
 4年間で、たくましくなった。