敵に塩を送らない

　大手回転寿司チェーンの社長が、不正競争防止法違反で逮捕された。有意な情報を不正に入手すると、こうなる。

　先日、大学生の子どもに付き添って来校した母親は、間近に迫った2次試験の情報を、息子に代わって聞き出そうと必死だった。
　会員なら味方だが、非会員は敵である。敵に塩を送ると、困るのは、塾生であり、私が講師をしている専門学校の生徒たちである。

　情報はタダではなく、貴重なものなのだということが、日本社会の常識になって欲しいと思う。