子どもの頃、茄子の味噌汁が嫌いだった。やたら柔らかく、ふにゃとしていたからだ。
先日、妻とそんな話をしていたら、妻もそうだという。
一方で、味噌汁のフリーズドライでは、茄子が一番人気とか。
なぜだ?
先週、ゆず塩ラーメンで有名な「道の駅もてぎ」で、茄子を3個買い求め、3回に分け、3通りにつくってみた。
1回目、茄子をゆでたお湯がデンプンに反応したヨウ素液みたいな色になったので、一度お湯を捨て、再度、作った。やや柔らかいが、それほどまずくもないという出来だった。
2回目、料理がおいしい居酒屋の女将に相談したところ、水で5分ぐらいあく抜きしてからがいいという。1回目よりしゃきしゃき感が残って、妻の評判もよかった。
そして、今朝の3回目。油で軽くソテーしてから、お湯に投入。2回目といい勝負だった。
皮の部分には、血液をきれいにするナスニンとかいう栄養素があるらしいので、これからも、いろいろ試してみようと思う。
おふくろよ、子どもの頃に食べた茄子は、もしかして皮をむいてたか?
後日、青紫色のゆで汁を捨てずにそのまま味噌汁にしたら、普通だった。面倒くさくないし、これがベストか。