1951年、日本が占領政策から脱し、独立を回復した年、引き続きアメリカ軍の駐留を認める必要性から日米安全保障条約が締結された。
1960年、新しい日米安全保障条約が結ばれることになったとき、国内では、激しい反対運動(安保闘争)が繰り広げられた。私はまだ生まれていなかったが、反対の理由は、ざっくり言って、アメリカの戦争に日本が巻き込まれる可能性が高くなるというふうに理解している。
今日のネット記事だと、北朝鮮は核実験を強行する可能性が高いらしい。アメリカがそれに切れて、先制攻撃を加えることになり、北朝鮮から日本に向けてミサイルが飛んで来たら…。
安保闘争で反対派の人が危惧したことが現実のものになろうとしているのではないか。
森友だ、政治家の醜聞だ、とニュースを娯楽として消費している場合ではないのではないか。
狂人が支配する国に地理的に近いという不幸、その狂人に立ち向かうのがジャイアンで大丈夫かという不安。何とか戦争だけはしないでほしいと、子どもたちのために願う。