某市役所の最終結果を待っている受講者の方から、電話があった。
悪夢にうなされ、自分の出した声に驚いて、夜中に何回も起きてしまうらしい。
それにしても遅い発表だ。10月末くらいに発表があれば、ある人は就活に戻れるだろうし、辞退を受けた企業は追加採用をする余裕もあるだろうに。
その市は、採用予定数の3倍を1次試験合格者としているので、合格する単純な確率は、1/3である。
落ちたときの落ち込みを考えれば、落ちたと思って生活する方がよい。
彼女に私は、「残念ですが、落ちました」と告げた。
彼女も「そう思って生活します」と答えた。